ペンタブのペンを分解してみた

約一ヶ月ぶりの更新でございます。

色々とありましたが、通販はおおむね好評なようです。ありがとうございます(´_ゝ`)
おかげさまで在庫が残り少なくなってしまったので、近いうちに追加生産するつもりです。

在庫が少ないと言っても、ステンレス・アルミともにまだ100かそこらは残ってるのでご心配なく。



さて、今日の本題へ入りましょう(´_ゝ`)


以前募集した、ペンタブの使用済みペンをちょっと分解してみました。

模式図みたいなのはあっても、実際の中身がどうなってるか調べてみないとね、ということで(´_ゝ`)

で、せっかくバラしたので、記録としてアップしておこうかなという話。

-`).。oO(新製品とかできるまでブログ更新のネタがないんじゃよ…)

というわけで、分解前の画像はこちら。




光が反射して見づらい…(;´Д`)

画像では全く分かりませんが、持ち主がペンに溶剤をこぼしてしまったらしく、
プラスチックが溶けて側面のボタンが動かない状態。

表面が溶けてるだけっぽいので、最初にバラすにはちょうど良かろう。うっかり壊しても問題ない(´_ゝ`)




てなわけで、そぉい!(´_ゝ`)




半分くらいバラせました。左がペン先。
簡単そうに見えるけど、外側のプラスチック部分が結構厚いんで、思いのほか大変でした(´_ゝ`)

中の基板が真ん中辺りで太くなっていて、そこが引っかかってペンの外側が固定されている感じですね。

ペンの両端には導線を巻いたコイルがついています。
このコイルの中を芯が微妙に動くことで、コイルの導線に電流が流れて感知する形…だよねこれ(´_ゝ`)
コイルがはまってるところは、奥で芯を固定できるように穴が開いてるだけ。
一番奥に圧力センサーとかあるのかな?

この辺の原理は電磁誘導なんで、よくわからない人はフレミングの左手のポーズをしながら頭をひねって下さい(´_ゝ`)




で、分解後はこちら(´_ゝ`)




画像左側がペン先。ペン側面のボタンの基板部分にスイッチらしきものがあります。
ペンの固定は基板に引っ掛ける形でやってるだけなので、
ペン先がちょっと奥に引っ込むような人は、ペン外側のプラスチック部分が押されて削れてるんですかね?(´_ゝ`)


しかし、原理はわかっても、本当にこれで1024段階で筆圧調整できるもんなのかと首をかしげる今日この頃(´_ゝ`)



分解してみて色々収穫はあったので、今後の製品に生かされていくと思います。地味なところで(´_ゝ`)